栃木県内産の標本を中心に、蘚苔類約17000点、藻類約1800点(淡水藻類約250点、海藻類1550点)、真菌類(キノコ)約7000点、地衣類約3500点、変形菌類約800点が収蔵されています。 いずれも乾燥標本が中心ですが、乾燥法はさまざまです。蘚苔類や変形菌類はそのまま自然乾燥します。藻類の多くと地衣類は押し葉標本にします。キノコ類は真空凍結乾燥機を用いて乾燥します。凍ったまま急激に乾燥するので、生きているときとほぼ同じ形で標本にすることができます。