みなさん こんにちは

県博では、企画展「キノコと地衣類」が絶賛開催中です。

夏休み中、たくさんの方々にお越しいただいております!(おかげさまで1万人を突破しました。)

今回は、8月17日(土曜日)に行った第2回展示解説についてお伝えします。

s__MG_6956.JPG

最初に、入口にある巨大模型を見ながらキノコと地衣類の違いについて簡単に解説しました。

担当者:「地衣類は、いつでもどこでも一年中出会えます!」(担当者は、地衣類が研究テーマ)

s__MG_6967.JPG

展示室内には、見ごたえのある大きな実物標本もあります。

ツガサルノコシカケを指さし、

担当者:「このキノコは何年もかけて傘が大きく成長します!」

s__MG_6990.JPG

多種多様なキノコの世界に皆様をお連れします。

地下生菌というキノコでは、

担当者:「地下に潜ったキノコもいます!」

?!そんなキノコもあるなんて!キノコって不思議ですね。

解説終了後には、たくさんの質問がありました。

たとえば、こんな質問。

「地衣類が木に付着すると、木は弱ってしまいませんか?」

担当者の回答。

「地衣類は、木から直接、栄養を吸収しないので、木は弱ることはないです。」

質問された方は「そうなんですね!」と驚きのご様子。

この他にも、いろいろな質問がありました。

ご参加いただいた皆様、ありがとうございました!

次回の展示解説は、9月16日(祝日)14:00~開催予定です。

こちらが、会期中最後の展示解説の日となっております!

その他の予定は、こちらをご覧ください。

皆様のご来館お待ちしております。

(自然課 薄井)

2019夏の観察会&講座(古生物編)

みなさん こんにちは

今年の夏も古生物分野の観察会&講座が行われました!

その様子を少しご紹介します。

☆7月28日(日) 移動博「恐竜」が開催中の小山市立博物館にて移動講座

「親子で作る素敵なアンモナイトのレプリカ作り」を行いました。

s_P7280104.JPG

完成までに少し難しい作業もありましたが・・親子で力を合わせて

s_P7280109.JPG

素敵なアンモナイトのレプリカと夏の思い出を作ることができましたでしょうか?

☆8月3日(土) 那須塩原市にて「木の葉化石をしらべよう!」を行いました。

木の葉化石はどんな場所でみつかるの?ということで、まず実際に地層を観察。

s_P8030014.JPG

昔、塩原には湖があったこと、その湖の底にたまった植物が

が化石になり「木の葉化石」と呼ばれることなどをお話しました。

s_P8030054.JPG

つづいて、木の葉化石園で石割り体験を行いました。

s_P8030059.JPG

みなさん、いろいろな種類の植物化石がでてきましたね!

割って出てきた木の葉化石に「いつ」「だれが採った」か書いたラベルをつけ、お持ち帰りいただきました。

ご参加くださったみなさま、暑い中ありがとうございました。

☆今後の講座予定☆

12月14日(土) 歯科材料でつくるアンモナイト化石のレプリカを開催予定です。

みなさまのご参加お待ちしております!

(自然課 薄井)

みなさん、こんにちは!
開催中の企画展「キノコと地衣類」の入館者数が、本日1万人を突破しました!
1万人目は、宇都宮市在住の伊藤克真くん(7)です。

IMG_1925_R.JPG

弟の秀真くん(4)、お母様、お母様のご友人の4人で来館してくださいました。

IMG_1937-2_R.jpg

 

夏休みなので、博物館に展示を見に来たとのこと。
博物館には時々来ているが、「1万人目なんてびっくりした」そうです。
当館の斉藤宏夫館長から、記念品として、企画展の図録とキノコのフィギュアが贈呈されました。

 

IMG_1933-2_R.jpg

***企画展「キノコと地衣類」とテーマ展「冬虫夏草」は、9月23日まで開催中!***
菌類たちの不思議な世界について、知ることができるチャンスです!

・企画展「キノコと地衣類」関連イベント
 8月25日(日)13時30分~15時30分 記念講演会「アマチュアが切り拓くキノコ学」
 9月15日(日)13時30分~15時 学芸員とっておき講座「栃木県のキノコと地衣類」
 8月17日(土)、9月16日(月・祝)14時~15時 担当学芸員よる展示解説

・テーマ展「冬虫夏草」関連イベント
 8月31日(土)14時~15時 担当学芸員による展示解説

ぜひ、お越しください!

(自然課 鈴木)

皆様こんにちわ!

8月2日(金)に博物館でやってみよう!「七夕飾りをつくろう」を行いました。

旧暦の7月7日は皆様が今使っているカレンダーの新暦では8月7日にあたります。

明日からの宇都宮の宮祭りもオリオン通りにたくさんの巨大な七夕飾りが飾られます。

今回は自分たちで飾りを作って短冊にお願いも書いて笹に飾って七夕を楽しんでもらおうという企画です。


IMG_1783_R.JPG

まずは作りたい飾りを選んでもらって

IMG_1789_R.JPG

つくり方を見ながらどんどん作成!

IMG_5318_R.JPG

できあがったらお願い事を書いた短冊も一緒に飾ります。何をお願いしたのかな。

IMG_5319_R.JPG

きっとかなうといいですね。参加して頂いた皆さま本当にありがとうございました。


次の「博物館でやってみよう」は9月8日(日)14時から「まゆ玉でお月見うさぎをつくろう」です。

予約不要ですので、お気軽に御来館ください。

教育広報課 解説員

8月のミュージアムツアーのご案内

当館では8月に以下の展示を開催いたします。

★企画展「キノコと地衣類―菌類って不思議!―」7月13日(土曜日)~9月23日(月曜日・祝日)

★テーマ展「冬虫夏草―虫から生える不思議なキノコー」7月13日(土曜日)~9月23日(月曜日・祝日)

★テーマ展「戦時下沖縄の警察部長 荒井退造―辞令と写真からたどる足跡―」7月13日(土曜日)~8月18日(日曜日)

★テーマ展「栃木の畑作―麻・麦・かんぴょう―」7月13日(土曜日)~9月23日(月曜日・祝日)

★テーマ展「小泉斐にいたる道―下野の画人を育てた近江商人 島﨑雲圃―」8月24日(土曜日)~9月23日(月曜日・祝日)

 


8月のミュージアムツアーのスケジュールについては以下のとおりです。

※ミュージアムツアーは13時30分から開催しております。

※土曜日、日曜日(第3日曜日を除く)、祝日のみの開催です。なお、第3日曜日はキッズ・ツアーを開催します。

8月3日(土曜日)  テーマ展「栃木の畑作―麻・麦・かんぴょう―」

(8月3日は、14時から15時まで、学芸員によるテーマ展「戦時下沖縄の警察部長 荒井退造―辞令と写真からたどる足跡―」の展示解説もございます)

8月4日(日曜日)  企画展「キノコと地衣類―菌類って不思議!―」

(8月4日は、14時から15時まで、学芸員によるテーマ展「栃木の畑作―麻・麦・かんぴょう―」の展示解説もございます)

8月10日(土曜日)  企画展「キノコと地衣類―菌類って不思議!―」

8月11日(日曜日)  スロープ展示

8月12日(月曜日・祝日)  テーマ展「戦時下沖縄の警察部長 荒井退造―辞令と写真からたどる足跡―」

8月17日(土曜日)  テーマ展「冬虫夏草―虫から生える不思議なキノコ―」

(8月17日は、14時から15時まで、学芸員による企画展「キノコと地衣類―菌類って不思議!―」の展示解説もございます)

8月18日(日曜日)  キッズツアー「あたまの骨をくらべてみよう!」

8月24日(土曜日)  テーマ展「小泉斐にいたる道―下野の画人を育てた近江商人 島﨑雲圃―」

8月25日(日曜日)  テーマ展「栃木の畑作―麻・麦・かんぴょう―」

8月31日(土曜日)  テーマ展「小泉斐にいたる道―下野の画人を育てた近江商人 島﨑雲圃―」

(8月31日は、14時から15時まで、学芸員によるテーマ展「冬虫夏草―虫から生える不思議なキノコ―」の展示解説もございます)


※テーマ展・スロープ展示は約20分、

 キッズ・ツアーは約30分、

 企画展は約40分の解説を予定しております。

☆キッズ・ツアーとは?☆

通常のミュージアムツアーとは異なり、お子様向けに毎回内容をかえて解説を行います。

解説場所については、当日の館内の掲示板や館内放送にてお知らせいたします。

 

また、8月の休館日は、

5日(月曜日)、13日(火曜日)、19日(月曜日)、26日(月曜日)です。

皆様のお越しを心よりお待ちしております。

開催中!「鉱物の宝箱」inさくら市

現在、さくら市ミュージアム-荒井寛方記念館-にて地域移動博「鉱物の宝箱~きらめくStone Museum」が開催中です!

s_P7260038.JPG

s_P7260039.JPG

展示では、鉱物の特徴や種類、利用法など紹介しています。

s_P7260040.JPG

今回は、さくら市ミュージアムさんと特別に、日本画材と鉱物のコラボ展示も行っております!

s_P7260061.JPG

☆☆ ここからは、展示ができるまでの様子を少しご紹介 ☆☆

まず、栃木県博の鉱物標本をさくら市ミュージアムさんに運ぶところです。

いくつかの標本は、このように専門の業者さんに梱包してもらいます。

s_P7240006.JPG

s_P7240018.JPG

展示の様子です。梱包を解いて、展示ケースの中に並べていきます。

s_P7250030.JPG

このほか、写真にはありませんがパネルを張ったり、微調整をしたり・・

たくさんの作業工程があり、ようやく完成します!

s_P7260047.JPG

本展示では、栃木県立博物館の鉱物標本を200点以上展示しています。

(普段は、収蔵庫に収蔵されている貴重なものばかりです!)

ぜひ、ご覧ください。

(自然課 薄井)

開催中☆「恐竜」in小山

小山市立博物館にて、地域移動博「恐竜」が開催中です!

s_P7280077.JPG

展示室に入ると・・

s_P7280084.JPG

天井にはプテラノドンが!展示ケースの中にもたくさんの恐竜がいます。

s_P7280085.JPG

肉食恐竜、草食恐竜さまざまな恐竜たちに出会えますよ!

s_P7280088 (1).JPG

また、こんな写真スポットで記念撮影はいががでしょうか?

s_s_P7280095.JPG

展示を見た後、恐竜についてもっと知りたくなったら、

博物館で調べることもできますし、

s_s_P7280089.JPG

工作コーナーで、ぬりえや恐竜ペーパークラフトを

楽しむこともできます!

この夏、小山市立博物館にも出かけてみませんか?

くわしくは、小山市立博物館

(自然課・薄井)

7月27日の土曜日、表記の展示解説を行いました。

担当は、小さいときから冬虫夏草を採集してきた自然課の山本学芸嘱託員です。

まず、全般的な冬虫夏草の説明から入りました。胞子、菌糸、子のう、など少し難しい用語も易しく解説されていました。

IMGP7868_R.JPG

次に、冬虫夏草は自然の中でどのような場所で見られるか、また、昆虫・クモ・菌類・植物などいろいろなものに発生する多種多様な冬虫夏草に関して、興味深いお話が続きました。

コメツキムシの幼虫に生えるムラサキクビオレタケ.jpg

これはコメツキムシの幼虫に生えるムラサキクビオレタケ

参加者の方々は次第に数を増し、50名を越える皆様に熱心にお聞きいただきました。

また、古来より漢方薬として珍重されてきた、高価な冬虫夏草のお話もありました。

最後は、栃木県で発見された冬虫夏草についての説明でした。

19072712

冬虫夏草は、全国的にも研究者がそれほど多くなく、まだまだ未知の世界であること、栃木県でも新しい種類が見つかる可能性が高いことなどが話題となりました。

皆さんも、野外で冬虫夏草を探してみたらいかがでしょうか?

19072713

解説の終了後、質問時間を設けましたが、活発な質疑応答が行われていました。

冬虫夏草の標本と生態写真がこのように一堂に会する機会は、そうあることではないようです。

ご興味をもたれた方はどうぞお越しください。

なお、企画展 キノコと地衣類ー菌類って不思議、およびこのテーマ展は、9月23日(月)まで開催されています。

多数の皆様のお越しをお待ちいたしております。

         (自然課 浅羽記)

2019727日、表記の講座を行いました。

カチカチ発電機とは一体何か? 参加者の皆様もいろいろな想像をされたことと思います。

本日の講師は、栃木県立博物館鉱物担当の吉田学芸員です。

はじめに、発電機とは何か、発電の仕組み、などについて学びます。

19072701

講師の質問に、お子さん達は活発に答えてくれました。

ユニークな回答に、保護者の皆様も「なるほど!」と新たな発想に感心されたご様子です。

水晶などの鉱物に圧力がかかると電気が流れることが、カチカチの原理であると説明されました。

19072702

本日使う材料と工具の説明があり、いよいよ工作に入ります。

前の机まで各自で材料を取りに来ました。

キャップを外した圧電素子を、筒にセロハンテープで貼り付けます。

19072703

厚紙を切り取って、ビー玉を入れた筒にふたをしてセロハンテープで貼り付けます。

19072704

カチカチ発電機の完成です。筒の左端中央がLED電球です。

19072705

手に取って、ビー玉を上下にそっと振ります。

あっ、ついた!という歓声があちこちで起こりました。

時々つかないこともありましたが、接触不良や、配線の間違いなどが原因でした。

それらを正しい位置に戻すと、点灯することができました。

19072706

水晶や電気石など、圧力をかけると電気が流れるお話しを復習したあと、希望者には小さな水晶をお配りしました。

お子さんたちは、目を輝かせて持ち帰られたようです。

19072707

本日の講座にお申込みいただいた皆様、ご参加有難うございました。

鉱物関係の講座では、10月19日(土)めざせゴールドハンター、砂金を探せ!

          11月9日(土)火山灰は宝石箱

等が予定されています。皆様のご参加をお待ちいたしております。

          (自然課 浅羽記)

皆さまこんにちは!

7月26日(金)に博物館でやってみよう!「アワ・あわ・バブル・しゃぼんだま」を行いました。

こちらは、小学生夏休み宿題応援企画!となっております。その日1日で何かを完成させるのではなく、実験方法を学び、夏休みの自由研究などに活かしていただくという講座です。


まずはじめに、自分がどんなしゃぼん玉を作りたいか目標を決め、実験の基となるしゃぼん液や道具の作成を行いました。

IMG_1610_R.JPGIMG_1636_R.JPG

実際にしゃぼん玉をふくらませてみると...なかなかうまくいきません。IMG_1653_R.JPG

そこで今度は、自分の目標に近づけるために、それぞれ工夫していきます。液に砂糖を混ぜてみようかな...。針金を太くしてみよう...。などなど、様々なアイディアがみられました。IMG_1678_R.JPGIMG_1700_R.JPG

実験で大切なことは、何をどのくらい使ったのか、どんな工夫をしたのかを、しっかりと記録することです。そうすることで、ご家庭でも実験の続きを行い、自由研究などに役立てることができますね。IMG_0830_R.JPG

ご参加いただいた皆さま、本当にありがとうございました!


さて、次回の「夏休み宿題応援企画!」は8月16日(金)「来て見て書こう!見学新聞」です。

まだ空きがございますので、皆様のご予約をお待ちしております!

教育広報課 解説員