学芸員とっておき講座「死者と生者の古墳時代~6・7世紀における下野の葬送儀礼~」を開催しました。

令和7年1月19日第3日曜日の県博デーの日に、学芸員とっておき講座が開催されました。

今回たくさんの方にご参加いただきまして、定員150名のところ満員御礼となりました!

ご参加いただけなかった方も会場に足をお運びいただきまして誠にありがとうございました。

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今回のとっておき講座は、現在開催中の企画展に合わせて、展示を担当した荒井啓汰学芸員が展示内容を中心に解説しました。

特に、最近の研究で分かってきたことや注目される資料などについて、皆さん興味深く聞き入っていました。

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古墳時代は、お墓をつくることやお葬式を執り行うことに異常な労力をかけていた時代でした。

埋葬される死者の思いやお葬式を執り行う側の思いなど、古墳にのこされた痕跡を通じて色々な活動が見えてきました。

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さて、話は変わりますが・・・

向かって右端の荒井学芸員に注目してください!

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あれあれ!

よく見ると美豆良(みずら:古墳時代の男性の髪型)のかぶりものを着けていますね。

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館内から要望があったそうで、それに応えてくれました。

サービス精神いっぱいです。

企画展示室内には、美豆良の髪型体験コーナーや、栃木市伯仲1号墳の石室フォトスポットなどもあります。

ぜひ、体験してみてください~(^◇^)

 

展示期間中に行った展示解説も大変好評で、2回とも80人近くの参加者が集まりました。

1月25日(土)に行われる記念講演会も定員いっぱいとなり、予約を締め切らせていただきました。

キャンセル待ちは受け付けていませんので、ご了承ください。

企画展「死者と生者の古墳時代~6・7世紀における下野の葬送儀礼」は2月2日(日)までとなっています。

残すところ12日となりました。

たくさんのご来館をお待ちしています!

(人文課 中山)