とても冬らしいキリっとした朝が続きますね。
皆さまお元気ですか?
1月19日(日) キッズツアー「ハニワマニア」を行いました。
まずは展示室1にて 古墳時代がどうやってはじまったか確認します。
縄文時代の土偶とハニワは混同されがちですが、 土偶はハニワの何千年も昔に作られたものです。
稲作が伝わり人々が食料を自分たちでつくれるようになると、たくわえの多い者が力を持ち
貧富の差ができました。土地や水をめぐって争いもおこるようになりました。
力のあるクニが生まれ、 クニは大きな古墳でその力を示そうとしました。
その古墳の上に並べられ、 聖域を示したり財力や権威を示すのに使われたのがハニワです。
ハニワがずらりと並んだ企画展示室は圧巻で、キッズからも「わあ~!」という声があがりました。
人物のハニワからは、 古墳時代の人々の服装や髪形などを想像することができます。
男の人は「みづら」 女の人は「島田まげ」という髪形です。
じまんの馬や武器のハニワもつくり、ならべて、権力者はその力をアピールしたと考えられています。
1000年以上昔につくられたさまざまなハニワたち。
クイズに答えながら、みんなで一つ一つ見てまわりました。
最後に、 どのハニワが「一番好き」か、考えてもらいました。
私の「どの部分がいいとか、好きな理由も教えてね。」との問いかけに「理由は言えないなあ」と一人の女の子。
おっしゃる通り!「好き」に理由なんてありません。ただ「このハニワが好き!」でいいんですよね。
少しハニワにくわしくなれたかな?古墳時代の人々のくらしが、想像できたかな?
ご参加いただきまして、 どうもありがとうございました。
次回のキッズツアーは2月16日「ヘビなんて、スキ?」です。
おどろくようなヘビのひみつをたくさんご用意しておまちしております。
とってもおもしろいので是非ご参加ください!
教育広報課 解説員
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