2024年9月15日(日)県博デーイベント・とっておき講座「闘う昆虫たち」を当館研修室にて開催しました。今回の講師は、永嶋学芸企画推進員です。
昆虫好きの小さなお子さんからご年配の方々まで、延べ51名の方にご参加いただきました。
はじめに、闘う昆虫について紹介しました。例えば日本のカブトムシは、頭の角を相手の身体の下に入れて持ち上げてたたかう、コオロギは音を出して自分の縄張りを主張したり相手を威嚇したりと、その昆虫によって闘い方も様々です。
また闘う習性を利用した「昆虫相撲」は、日本をはじめとして、中国やタイで行われていることを紹介しました。
昆虫は、エサ場やメスを巡っての争いだけではなく、自分の身を守るための闘い方もします。ここではいろいろな方法で身を守る昆虫たちについて紹介しました。
最後に、「昆虫たちは、いろいろな知恵を働かせて身を守り、子孫を残すために、日々闘っている」という永嶋学芸企画推進員の言葉で、講座が終了しました。
講座終了後、永嶋学芸企画推進員が標本を見せると、子供たちが集まって熱心に見たり質問したりと、とても楽しそうでした。
栃木県立博物館では、現在企画展「とちぎのキノコ」(~11/4)を開催中です。またテーマ展「世界の!栃木の!!コガネムシ~カブトムシだってなかまだよ~」(~9/23)、「武士の装いー館蔵刀剣武具展―」(~9/23)、「栃木の畑作~麻・麦・かんぴょう~」(~11/10)も同時開催で見ごたえ満載ですので、ぜひご来館ください。
(自然課 三宅)
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