みなさんこんにちは。
9月も半分ほど過ぎましたが、まだまだ暑い日が続きます。お体にお気をつけてお過ごしください。
9月15日の県博デーでキッズツアー「縄文時代ってどんな時代?」を行いました。
その様子を紹介します。
みなさんが土の中を掘っていたら土器が出てきました。それはどれくらい古いものでしょうか?
「古さ」を調べる時、それが地面のどこから出てきたのかが重要になります。
地面は長い時間をかけて様々なものが積み重なってできています。古い地面は下に。新しい地面は上に。つまりより古いものは下の方から見つかります。
火山灰が見つかることもあり、それも年代を考えるヒントになります。
次に黒曜石のはなしです。
みなさんは黒曜石と聞いてどのようなことを考えましたか?
最近はゲームに登場するため「硬い」「黒い」という印象を持つ方が多いと思います。
実際には黒曜石の硬さはだいたいガラスと同じ硬さです。また、色は黒はもちろん茶色が混じったものや、灰色のものがあります。地域によって見た目が異なるので是非観察してみてください。
最後に土偶のはなしです。
土偶は地域や時代によって大きく見た目が変わります。
モニターに映っているのは「ミミズク土偶」といわれている土偶です。この土偶から当時の人がどのようなものを身に着けていたかを考えることができます。
耳についている大きい部分は耳栓(じせん)といい、耳につけるピアスのようなものです。かなり大きいものも見つかっているため、耳たぶはかなり大きくなっていたのでしょう。
よく観察してみると、所々赤くなっている部分が見えます。なぜ土偶を赤く塗ったのでしょうか。不思議ですね。
キッズツアーに参加してくださった皆さま ありがとうございました。
次回のキッズツアーは10月20日「わくわく⁉昆虫クイズ」です。
どうぞおたのしみに!!
教育広報課 解説員
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