2024年8月11日(日)、企画展「とちぎのキノコ」展示担当の山本学芸員による展示解説がありました。34名の方にご参加いただきました。ありがとうございます。
キノコってどんな生き物だと思いますか?
動物?植物?
こたえは、菌類!
からだはカビと同じように、菌糸(きんし)という細い糸のようなものでできていて菌糸が集まってキノコの形になっています。
そして、キノコといえば食べられるキノコか毒キノコかが気になりますよね。
縦に裂ければ食べられる、地味な色のキノコは食べられる、ナメクジが食べていれば毒キノコではないなど、これは全部迷信です!!食べられるキノコかどうかは、キノコの種類がわかる(同定できる)能力を身につけることが重要です。
キノコの季節は秋だけではありません。
春夏秋冬、季節のキノコがあります。
また山の中だけではなく、公園や家の中の植木鉢などいろいろな環境でみることができることをご紹介。
さらには、とちぎで見つかった新種のキノコなど栃木県ならではのキノコをご紹介。
山本学芸員が新種として発表した冬虫夏草の標本も展示しています。
企画展「とちぎのキノコ」は11月4日(月)までの開催です。
関連行事もあります。ぜひ、ご参加ください。
・記念講演会 「市民が支える菌類研究-『新・入生田菌類誌』完成までの道のり」
講師:神奈川県立生命の星・地球博物館主任学芸員 折原貴道氏
8月25日(日)13:30~15:00
*要予約・要観覧料 定員150名
・学芸員とっておき講座 「とちぎのキノコ図鑑」
講師:当館学芸員 山本航平
10月20日(日) 13:30~15:00
・学芸員による展示解説
10月6日(日) 両日14:00~15:00
*要観覧料
・観察会「秋のキノコ観察会」
9月14日(土)10:00~12:00 栃木県中央公園
*要予約 定員30名(ただいま、キャンセル待ちとなっております)
・体験「キノコペーパースタンドをつくろう」
9月21日(土)14:00~15:30 みーたん広場
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栃木県立博物館では、企画展のほかにも展示が盛りだくさん
・テーマ展「世界の!栃木の!!コガネムシ~カブトムシだってなかまだよ~」
・テーマ展「武士の装い-館蔵刀剣武具展-」
・テーマ展「栃木の畑作~麻・麦・かんぴょう~」
来週18日(日)は県博デーもあります
ぜひ、足をお運びください。
(自然課 猪狩)
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