みなさんこんにちは!
夏らしい暑い日が続きますね。
さて県立博物館では7月13日に博物館でやってみよう「麻布で文香をつくろう」を行いました。
その時の様子を少しお伝えしたいと思います。
みなさん、文香(ふみこう)というものを知っていますか?
文香は手紙といっしょに香りを送るための小さなにおい袋です。
平安時代には大切な人に送る手紙にお香をたきしめて、香りをそえて送っていました。
この習慣を今風にアレンジしたものが文香です。
手紙以外にもお財布やバッグに入れたりして香りを楽しむことができます。
そんな文香を麻布を使って作ってもらいました!
まず最初に香りを選んでもらいました。
今回はミント、レモン、ラベンダーの3種類を用意しました。
その後は色々な種類の麻布から好きなものを選び、のりで貼り付けます。
これで完成です!!
会場はとてもいい香りで包まれていました。
みなさん、好きな香りの文香を作ることができたのではないでしょうか?
今回麻布を使ったのは栃木県が日本一の麻の産地だからです。
博物館に収蔵されている麻の生産用具は、国の有形民俗文化財に指定されています。
7月27日からは麻を含めた畑作の展示「栃木の畑作~麻・麦・かんぴょう~」が始まりますので、
興味がある方は、見に来てくださいね!
参加してくれたみなさんありがとうございました。
次回の博物館でやってみようは、8月4日「昆虫イラスト講座」です。時間は14時~15時30分です。
予約なしで参加できます。
皆さんのお越しをお待ちしてます!
教育広報課 解説員 横山
コメント