2024年5月11日(土)、中央公園と共催でナスヒオウギアヤメの鑑賞会を行いました。
11時~と14時半~の2回で、72名のご参加をいただきました。
ナスヒオウギアヤメは栃木県にゆかりのあるアヤメの仲間です。
栃木県那須町で昭和37(1962)年に発見され、昭和天皇がご研究されました。
那須から皇居に移植・栽培されていたものが、「栃木県民の鑑賞に供してほしい」という陛下の思いから、平成16(2004)年に宮内庁から栃木県に贈られた7株のうち、2株が中央公園に移植されました。
中央公園では、その2株から株分けをして殖やしています。
上の写真には、「ナスヒオウギアヤメ」と「アヤメ」が写っていますよ。
こちらが「アヤメ」
花びら(内花被片)が大きく立ち上がっています。
こちらが「ナスヒオウギアヤメ」
花びら(内花被片)が小さいです。
天気も良く、たくさんの花が咲いていて鑑賞会日和でした。
花をご覧になりたい場合は、あと一週間くらいです。お早めに中央公園の日本庭園へお越しください。
博物館でも展示が盛りだくさん!
・企画展「メジャーにマイナーも大公開!
とちぎ江戸絵画(アート)の底力~珠玉の上野記念館コレクション~」
・テーマ展「″ちらし″も積もれば(宝の!)山となる~引札が彩る下野の正月~」
・テーマ展「令和6年度巡回展 栃木の遺跡」
・テーマ展「世界の!栃木の!!コガネムシ~カブトムシだってなかまだよ~」
ぜひ、足をお運びください。
(自然課 猪狩)
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