現在、地域移動博物館「かわいい狩野派大集合!」が茂木町のふみの森もてぎで開催中です!
狩野派は室町時代から江戸時代にかけて絶えず権力者のもとで絵画制作を担ってきた絵師の専門集団です。権力者のための絵というと、なんだか敷居が高いですが、実は一目見ただけで心ときめく《かわいい》作品もたくさんあります。今回は栃木県博の狩野派コレクションの中から、とっておきの《かわいい》子たち10作品を展示しています。
関連講座が行われた11月11日(日曜日)には、みーたんとゆずもが応援に来てくれました。
今日はそのときのふたりの様子をご紹介します!
ふみの森もてぎの入り口付近で来館者の皆さんをグリーティング。
シャキシャキ歩くみーたんに、おっとりなゆずもは置いて行かれがちでした(>_<)
展示室を一緒に見るみーたんとゆずも。
猿や鶴、牛など、いろんな動物がいますね。
ふたりでどんな話をしているのでしょう?
ゆずもが熱心に見ていたのは、狩野探幽の息子、探信守政(1653~1718)の「百鶴百猿図」です。
百羽・百匹の鶴と猿が、つながったり、集まったり。
目鼻口が中央に寄った猿たちの顔がとくにかわいいです。
あっちもこっちもかわいい作品がたくさん。
さあ、つぎはどんな絵があるかな?
ふたりが見ているのは、狩野即誉種信(1665~?)による「唐子遊図屏風」という作品です。
即誉種信は表絵師として幕府に仕え、加賀藩でも御用を務めた人物です。
中国風の格好をした愛らしい子どもたちが、楽しげにいろんな遊びをしています。
みーたんとゆずもはどんな遊びが好きかな?
展示室入り口では、「おうちに連れて帰りたい♡かわいい狩野派№1選挙」を開催しています。
ピンクの付箋の番号は、投票数の中間結果です。
おうちに連れて帰るなら...という気軽な気持ちで、
展示室内を楽しんでいただけると嬉しいです(^^♪
どの作品に投票しようかな?
みーたんは、№7 高田敬輔(1674~1755)の「寿老図」が気に入ったようです。
敬輔は、茂木の画人島﨑雲圃の師匠で、京狩野派の狩野永敬に学びました。
№7の「寿老図」は二頭身の小さなおじいさんが風に吹かれているかわいい水墨画です。
どんな絵か、ぜひふみの森もてぎに見に来てくださいね♪ 投票も忘れずに~
展覧会は12月10日(日曜日)までです!
(写真のみーたんがブレててすみません...)
最後に
こっそりおさわりするみーたんでした。
(/ω\)
(人文課 久野)
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