博物館には、みなさんご存知の企画展やテーマ展といった展示に関する仕事だけでなく、資料の収集や整理・保管という普段はみなさんの目に触れることの少ない仕事もあります。資料の収集・保管している収蔵庫の様子を知っていただく機会として、無料入館日の6月11日(日)、「生物・地学収蔵庫ガイド」が行われました。自然系の収蔵庫を、一般の方々に見ていただくイベントで、15名の方々が参加されました。
大きな金庫のような大扉を開け、そこから前室という場所に入ります。
前室に入ると、そこから各収蔵庫へ入る扉があります。
展示に使う迫力ある資料があふれている地学収蔵庫。
博物館らしく?動物の骨が並んでいます。これはゾウの頭骨です。頭骨だけでもかなりの重量になります。
NHKの朝の連続テレビ小説「らんまん」でおなじみの植物標本。主人公の万太郎のモデルになった牧野富太郎と親交があった栃木県の植物研究家、関本平八さんの植物標本をみんなで見ているところ。
収蔵庫ガイドは、短時間で見るには内容が濃く、予定の時間をだいぶオーバーしてしまいました。しかし、参加者のみなさんは、普段は見られない収蔵品や設備を目の前に、最後まで熱心に見学されていました。
企画展「甲殻類ワールド~エビ、カニ、フジツボ、ダンゴムシ、ミジンコ&カブトエビ~」が開催中です。ぜひお越しください!
開催期間 2023年4月29日(土曜日)~2023年6月18日(日曜日)
関連行事
※学芸員とっておき講座 「甲殻類っておもしろい!~エビ、カニ、ダンゴムシ、ホウネンエビ~」6月18日(日)13:30~15:00 講堂
自然課 井上
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