令和5年1月22日(日)にテーマ展「いま知ってほしい栃木の外来生物」の展示解説を講堂・展示室にて開催しました。
今回は昨年12月4日に引き続いて二回目の開催でしたが、延べ22名の方々のご参加いただきました。
初めに講堂にて、星学芸員からリーフレットを使用した大まかな説明の後、展示室へ移動してそれぞれの外来生物ついて詳しい解説をしました。
全体説明をする星学芸員。
ムネアカハラビロカマキリの説明をする永嶋学芸企画推進員。
お子さん達はムネアカハラビロカマキリの標本に興味津々。
覗き込むように標本を見ていました。
セアカゴケグモの説明をする南谷学芸員。
参加していた小学生以下4人のお子さん達全員がセアカゴケグモを知っていて驚きました。が、実物(標本)を見るのは初めてだったそうで、小ささに驚いていました。
「コイも外来種なんです。」と説明する小笠原学芸員。
身近でよく見られるコイが外来種であることを知って、参加者の方からも「へえ~」「そうなんだ」という声があがっていました。
オオカワヂシャの説明をする星学芸員。「カワヂシャは在来種で準絶滅危惧品種ですが、オオカワヂシャは外来種です。どちらも同じような環境に生育していますが、オオカワヂシャは勢力を拡大し、カワヂシャは個体数が減少しています。」と説明しました。
最後に「外来生物を放してはいけない。飼育・栽培する場合は最後まで責任をもって育てましょう。」と締めくくりました。
テーマ展「いま知ってほしい栃木の外来生物」は令和5年3月5日(日)まで開催しています。
皆さん、ぜひ足を運んでいただいて、栃木の外来生物たちを知ってほしいと思います。
「え、これもそうなの?」と思うものがあるかもしれませんよ。
(自然課 三宅)
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