「鑑真和上と下野薬師寺」 連続講演会③

連続講演会 下野薬師寺をめぐる歴史と美術③

10月22日(土曜日)。

連続講演会第三回目が開催されました。

今回は、本展調査委員である千田孝明先生(日光市観音寺御住職)と永村眞先生(日本女子大学名誉教授)よりご講演いただきました。

 

千田先生からは、「下野薬師寺と勝道、そして円仁―鑑真の法脈を視野に入れて―」という題目で、戒壇が置かれて間もない下野薬師寺で修行し、鑑真の弟子・如宝と恵雲に学んだとされる勝道と、鑑真の弟子・道忠の門流にあった円仁を中心に、鑑真渡来の影響についてお話しいただきました。

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永村先生からは、「中世における「下野薬師寺」の再興」という題目で、鎌倉時代に下野薬師寺を中興した慈猛とその弟子である審海を中心に、中世の下野薬師寺における真言と戒律についてお話いただきました。

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千田先生、永村先生、貴重なご講演を賜り誠にありがとうございました。

 

また、同日に開催したワークショップ「古代瓦の3Dぬり絵」は、午前だけでなく午後も引き続き行い、準備した材料はすべてなくなりました!

ご参加くださった皆さまありがとうございました。

 

以上で関連イベントの予定はすべて終了しましたが、展覧会の開催日数はあとわずか!!

なかなか出陳の機会のない資料もございますので、どうぞ最後までお見逃しなくお出かけいただければ幸いです\(^o^)/


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(人文課・久野)