みなさんこんにちは!
3月27日の日曜日に博物館でやってみよう「貝あわせ体験」を行いました。
当日の様子を少しご紹介します。
まず初めに貝あわせについてお話させていただきました。
貝あわせは平安時代に貴族たちの間で行われていた遊びの一つです。
貝を使った遊びは様々で、貝の美しさを競うものや、詩を詠んで貝の美しさを表現したりと雅な遊びです。
今回皆さんには神経衰弱のように貝をめくって絵を合わせていく貝あわせ(貝覆い)を
体験していただきました。
(今回体験で使用している貝はハマグリとホンビノス貝です)
ポイントは貝の表面をよく観察すること。ペアになる貝は模様が似ています。
そして裏には絵が描かれていますので同じ絵や関連しているのものを探していただきました。
もともとの組み合わされていた貝がら同士ではないとピッタリ合わないことから、
貝あわせは夫婦円満の象徴だといわれています。
皆さんめくった貝を合わせて確認してくださいました。
参加してくださった皆さんありがとうございました。
今回の貝あわせで平安時代の文化に興味を持って頂ければ幸いです。
次回の博物館でやってみよう!は
4月24日・日曜日「扇ぬり絵体験」です。
※こちらは午後2時から午後3時30分の開催を予定していますが、材料が無くなり次第終了させていただきますのでご了承ください。
是非ご参加ください。
教育広報課 解説員 荒川・稲川
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