3月13日(日)14時~15時に、テーマ展「ダンゴムシ」の展示解説を行いました。参加人数が多いことが予想されたため、新型コロナ感染症拡大防止のために狭い展示室ではなく、広々とした講堂にて参加者同士のソーシャルディスタンスを確保しました。実際に、43名と多くの方にご参加いただきました。ありがとうございました。
子どもたちの人気者、ダンゴムシ。家の周りでふつうに見つかるし、驚かせてもかみついたり、ひっかいたり、すばやく逃げたりしません。じっと丸くなったまま危険をやり過ごすだけです。
でも、「ダンゴムシの目はどこにあるの?」「足は何本?」「オスとメスってどこで見分けるの?」と聞かれると、知らないことだらけではないでしょうか。
この展示では、ダンゴムシのからだのつくりや暮らしぶり、そして栃木県で暮らす17種類のダンゴムシの仲間について紹介しています。
展示解説では、全体的な解説はもちろんのこと、赤ちゃんを腹に抱くオカダンゴムシの母親や、栃木県未発見の青いダンゴムシの標本、栃木県では1回しか発見されていないハナダカダンゴムシ、オビワラジムシ、ハリダシオカメワラジムシなど、担当学芸員イチオシの標本を紹介しました。
講堂で解説したのち、展示室で観覧していただきました。
展示室では、学芸員に質問したり、ダンゴムシの写真を撮ったりと、おのおのに楽しんでいただけたようです。参加してくださった皆様、ありがとうございました。
テーマ展「ダンゴムシ」は8月21日(日)まで開催中です。
この展示を見て、実際に野外でダンゴムシを探し、じっくりと観察していただけましたら幸いです。何か新しい発見が、必ずあるはず!
以下の関連行事が予定されていますので、ぜひお誘いあわせの上ご参加ください。
5/7(土)14時〜15時
展示解説
※参加費は無料ですが、館内を観覧するため、別途観覧料が必要です。
5/14(土)13時半〜16時
観察会「ダンゴムシとワラジムシをさがしてみよう!」
研修室 定員20名
※要申込<教育広報課 Tel 028-634-1312>
6/19(日)13時半〜15時
学芸員とっておき講座「ダンゴムシってどんな動物?」
講堂 定員40名
8/7(日)14時〜15時
展示解説
※参加費は無料ですが、館内を観覧するため、別途観覧料が必要です。
(自然課 南谷・永嶋)
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