皆さんこんにちは!
クリスマスが終わるとあっという間に新年を迎えます。新しい年を迎える準備はお済みでしょうか。
当館も今年は26日で観覧終了です。12月25日に臨時キッズツアー「昔のたたかいの道具」を行いました。
その様子を少しだけご紹介します。
鎌倉(かまくら)時代の武士の世の中になると身分の高い武士は馬に乗って弓矢で戦うものというスタイルになりました。
那須与一の話は有名ですね。また源義経(みなもとよしつね)は自分の弓を海に落とした時に敵に弱い弓を使っていることを知られたく
ないので命がけで取りもどしました。それだけ弓は武士の面目(めんもく)にかかわる大切な道具だったということです。
栃木県では鎌倉(かまくら)時代の終わりにかつやくした宇都宮公綱(きんつな)が坂東一(ばんどういち)の弓取りとたたえられました。
今の和弓で日本どくとくのしくみと形を見てもらいました。
戦国時代になるとヨーロッパから火縄銃(ひなわじゅう)が伝えられました。打ち方を実演(じつえん)してみます。
一発打つのにとても手間と時間がかかります。それでも当時はおどろきの道具でした。
明治維新(いしん)の時に使われた四斤山砲(よんきんさんぽう)の中のうずまきもようのライフリングをのぞきこんで
見てもらいます。回転しながらたまが出るとねらいの正確性と飛ぶきょりが何倍もアップします。このえいきょうで鉄砲(てっぽう)も同じ仕組みになりました。
いかがでいたか。戦いにかぎらず道具は時代とともに進歩してきました。
今度は別のテーマの道具の歴史について調べてみるのもよいかもしれませんね。
参加していただいたみな様、ありがとうございました!
教育広報課 解説員 相子
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