テーマ展「クビアカツヤカミキリ~話題の害虫まるわかり~」の展示解説を行いました。
11月14日(日)14時から「クビアカツヤカミキリ~話題の害虫まるわかり~」の展示解説を行いました。12名の方にご参加いただきました。ありがとうございました。
特定外来生物に指定されているクビアカツヤカミキリ。栃木県でも2017年に足利市と佐野市で被害が確認されて以降、着実に県内の被害範囲は広がっています。
被害が広がるとお花見ができなくなるかも!?クビアカツヤカミキリからモモやサクラを守るため、クビアカツヤカミキリの特徴や防除への取り組みを栗原学芸員が詳しく解説しました。
クビアカツヤカミキリの幼虫は、木の中に穴を開けてフンと木くずの混ざった「フラス」を木の外に出すので、幼虫がいると木の根元には「フラス」がたくさん落ちているかが注目するポイントです。
また、幼虫が木の中で過ごすのは1年半くらいなので、成虫が多く発生するのは日本では奇数年になるそうです。次は再来年の2023年にたくさん被害が確認されるかもしれません。
参加者からはクビアカツヤカミキリだけでなく、木を枯らす他の昆虫にまで及び多くのご質問や情報をいただきました。
ご参加いただきありがとうございました。
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11月21日(日)は県博デー!
コンサートやクイズにチャレンジ、キッズツアー、百人一首読み札ぬり絵とイベントがたくさん!みーたんもお散歩しますよ。ぜひ、博物館に遊びに来てください♪
(自然課 猪狩)
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