博物館には、みなさんご存知の企画展やテーマ展といった展示に関する仕事だけでなく、資料の収集や整理・保管という普段はみなさんの目に触れることの少ない仕事もあります。そこで、資料の収集・保管している収蔵庫の様子を知っていただく機会として、無料入館日である11月3日(水)に、昨年3月に完成したばかりの新収蔵庫棟の見学ツアーを行いました。
定員いっぱいの20名の方々に参加いただき、動物、植物、地学の自然系3分野の収蔵庫を見学していただきました。当館学芸員が栃木県立博物館で収集している標本とそれらを永年的に保管する建物の構造や特徴を紹介し、標本そのものを収集、整理、保管する意義などについてお話しました。
資料の搬入や搬出の時にトラックが入るトラックヤードの説明
収蔵庫の入口に設けられている前室に入る様子
動物収蔵庫見学の様子
参加者の方々は普段は見られない収蔵品や設備を目の前にして、関心を持って見学をしていました。
(自然課 井上)
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