6月12、13日の11:00~12:00 13:30~14:30の2回に渡り、新収蔵庫ガイドが開催されました。2日間、合わせて計70名の方が参加されました。
まず、星学芸員から新収蔵庫の概要の説明がありました。
当館の新収蔵庫は令和2年3月に完成しました。収蔵庫は、資料の増加に伴い、収納や貸出業務に支障をきたしていたため、新しい収蔵庫が不可欠でした。新しい収蔵庫が完成したことにより、増えた収蔵品を分かりやすく、安全に収納することができるようになりました。収蔵庫は生物収蔵庫、民俗収蔵庫、地学収蔵庫、昆虫収蔵庫、植物・菌類収蔵庫、動物収蔵庫に分かれています。資料は採集や寄贈、購入によって収集されたものです。
次に、3班に分かれ当館の学芸員が各収蔵庫を案内しました。こちらは、地学収蔵庫です。たくさんの引き出しがあり、岩石・鉱物や化石が種類ごとに整然と収蔵されています。
全収蔵庫において、資料をよい状態で保管できるように温度や湿度を管理できるシステムが以前より向上しました。
こちらは、動物収蔵庫です。様々な種類の鳥類や哺乳類、魚類などの剝製や貝などの標本が保管されています。これらの資料には、採集日や、生息場所などが書かれたラベルが付けてあります。収蔵品は、人類の宝として、未来の人々に引き継いでいかなければなりません。
参加者の方々は普段は見られない収蔵品や設備を目の前にして、関心を持って見学をしていました。
(自然課 永嶋)
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