みなさん、こんにちは!
3月21日に、キッズツアー「しもつけに生きた武士」を行いました。
今年度の県博デー及びキッズツアーも、これが最後となりました。
大変厳しい時勢下ではありましたが、今年度もたくさんの方にご来館いただき、職員一同感謝しております。
当日の様子を、少しだけご紹介します。
武士と聞くと、刀を持っていて、鎧を着ていて...というようなイメージがあるでしょうか。
本来の武士という人たちは、弓矢を扱う武芸に優れ、乗馬ができる人が武士として扱われたようです。
栃木県の武士たちの祖ともいえる人物は、藤原秀郷という人です。
平将門を倒し、伝説上の人物のモデルともなるぐらい、全国的に有名な人だったのですよ!
秀郷の活躍は、俵藤太伝説として、博物館に収蔵されている絵巻にも描かれています。
秀郷をはじめとした、はじめの時代の武士たちが下野国にはたくさんいました。
現在、博物館では秀郷の子孫の一族でもある、長沼氏・皆川氏が残した古文書を展示しています。
古文書を実際に見てもらいながら、内容を簡単に説明して展示室を回りました。
今回は難しめの内容になってしまいましたが、みなさん楽しんで参加してくださいました。
本当にありがとうございます!
次回の県博デーは4月18日(日曜日)です。キッズツアーは「よろいかぶとの話」を行います。
昔の人はなぜ鎧・兜を使っていたのかな?なぜ今もお家に飾るのかな?
来年度も、みなさんのお越しをお待ちしております。
教育広報課 解説員
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