みなさん、こんにちは!
11月に入り、だんだんと葉が赤く色づいてきましたね。
博物館の隣の中央公園では、毎年きれいな紅葉が見られますよ!紅葉をバックに一句詠んでみてはいかがでしょう?
先日の10月24日に博物館でやってみよう!「わかぴったん」を行いました。
「わかぴったん」では、宇都宮市ゆかりの百人一首の成り立ちを知ってもらおう!というイベントです。
今回は栃木県立博物館の開館記念イベントの一部として行いました。
その様子を少しだけご紹介します。
なんと!あの宇都宮にゆかりのある鎌倉時代の有名人がゲストとして来てくださいましたよ!
開館記念イベントとは、今年で38年目となる栃木県立博物館の開館の日(10月23日)を、宇都宮短期大学附属高等学校さんといっしょにお祝いしよう!というコラボ企画です。
「わかぴったん」は「ミュージアム・パフォーマンス」部門に登場しました。
最初は、日本音楽部による箏(こと)の演奏です。
とてもきれいな音色で、みなさん息の合ったすばらしい演奏でした!
次に「わかぴったん」のコーナーです。
ここでゲストの登場です。
蓮生(れんしょう)さんと藤原定家(ふじわらのていか)さんです!
なぬ!?ご存じないですか?
蓮生さんとは、第5代宇都宮氏当主宇都宮頼綱(よりつな)さんのことです。
鎌倉将軍源頼朝公にお仕えしていた方なのですが、お坊さんとなり、蓮生と名前を変えました。
藤原定家さんは、鎌倉時代の有名な歌人で、蓮生さんとは親戚です。
せっかくですので、今回は蓮生さんと定家さんのお二人に百人一首の成り立ちを語っていただきました。
百人一首は、蓮生さんの京都にある別荘のふすまに飾る歌を定家さんに選んでもらったのが始まりだそうですよ。
みーたんも来てくれて、
鎌倉時代と縄文時代の夢のコラボも実現しました!
みなさんに百人一首の成り立ちを知ってもらったところで、
百人一首部による百人一首のデモンストレーションです。
優雅な歌が詠まれると同時に槍を突き刺すかのように札をとる様子はとても圧巻でした。
熱い戦いをありがとうございます!
ご来館いただいた皆様、いっしょにお祝いしてくださった皆様、ありがとうございました!
次回の博物館でやってみよう!は、
11月22日(日曜日) 紙すきでオリジナルハガキづくり
紙は何でできているの?どうやってつくるの?自分だけのハガキをつくってみよう!
※ 予約が必要です。お電話お待ちしています!
3密対策、消毒等の感染症対策を行っておりますので、安心してご参加ください!
ご来館お待ちしています!
解説員 細谷 阿見
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