新刊のご紹介

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このたび、以下の書籍が刊行されましたので、紹介させていただきます。いずれの書籍も当館のミュージアムショップで販売しております。

1.江田郁夫編『中世宇都宮氏 一族の展開と信仰・文芸』戎光祥出版

本書は、平成29年(2017)に当館で開催いたしました開館35周年記念特別企画展「中世宇都宮氏 頼朝・尊氏・秀吉を支えた名族」における調査研究の成果をまとめたものです。東国屈指の名門武士団の多面的な存在形態を、政治・文化・宗教との関係から明らかにします(展覧会図録も販売しておりますので、合わせてご参照いただければと思います)。

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2.江田郁夫・簗瀬大輔編『中世の北関東と京都』高志書院

本書は、平成30年(2018)に群馬県立歴史博物館・茨城県立歴史館・栃木県立博物館で開催された北関東3館連続シンポジウム「中世の北関東と京都」の成果をまとめたものです。京都との関係をテーマに北関東の中世史を概観する初めての試みです。

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3.江田郁夫・山口耕一編『戦乱でみるとちぎの歴史』下野新聞社

本書は、戦乱を通じて郷土の歴史を見直すことを目的とし、「戦(いくさ)」と「政治(ちから)」の視点から、古代から近代までの「とちぎ」の歴史の特徴を叙述しています。senran.JPG

いずれの書籍にも栃木県の歴史と文化に関する最新の研究成果(すべて初公表の書き下ろし)が盛り込まれていますので、ぜひ手にとっていただければと思います。

(人文課)