1月19日、県博デーの日曜日、中央公園緑の相談所と栃木県立博物館の共催で野鳥観察会が行われました。
開始時間の9時には60名の参加者の皆様が、お集まりになりました。
観察会の講師として、バードリサーチの平野敏明さんと、日本野鳥の会栃木県支部の石塚文彦さんにお越しいただきました。
この日の朝は晴れていて暖かく、中央公園の池は全く凍っていませんでした。参加者の方が多いため、今回は2つの班に分かれて観察を行いました。
これは、池の近くでジョウビタキなどを観察しているところです。
池の水面にはカルガモとカイツブリが見られました。
講師の先生のお話では、今年は雪が少なく、山に鳥のエサになる木の実などが残っているので、鳥たちがあまり里に出てこないとの
ことでした。
この場所では、ヒヨドリやシジュウカラ、エナガなどを観察しています。
また、池のほとりのあずまやの近くでは、オスのカワセミが木の枝に留まっていて、参加者の皆さんはその姿をじっくり見ることがで
きました。カワセミの体の瑠璃色の美しさには、感嘆の声がしきりに上がっていました。
最後に、博物館の横の広場に再集合して、今日のまとめを行いました。
ドバト、シメ、ハシボソガラス、カワセミ、ヒヨドリ、メジロ、ジョウビタキ、ハクセキレイ、セグロセキレイ、モズ、シジュウカラ、エナガ、コゲラ、ウグイス、カルガモなどの多くの野鳥を観察することができました。
お寒い中、たくさんの皆様に参加していただき、有難うございました。
(自然課 浅羽 記)
コメント