12月14日(土曜日)、講座「歯科材料でつくるアンモナイト化石のレプリカ」を行いました。
まず、粘土で土台を作ります。
子どもたちにとっては、少し硬かったようですね。保護者と一緒にのばしていきます。
土台がちょうどいい大きさになったら、型をとる本物のアンモナイト化石を置き、
全体の1/3程度を粘土に埋めます。
すると、粘土とアンモナイト化石との間にすきまができてしまいます・・
そこで、細い棒を使ってすきまを埋めます。
この作業が、精密なレプリカを作るためにとても大切なのです!
プロの職人さんも、この部分はていねいに行うそうで、レプリカの出来具合を左右するとのこと。
いよいよ型どりです。ここで歯科材料を使います。
材料を水で溶いて、ホットケーキの生地のようになったら・・
もたもたしているとすぐに固まってしまうので、すばやく流し込みます!
その後、数分で型がかまぼこ位の固さに固まります。
いよいよ最終段階です!
今度は、粉末の石こうを水に溶いて、レプリカ本体の素を作ります。
(水に溶いた石こうを作るのは、少しコツがいる作業ですが、ここでは詳細を省きます。)
どろりとした石こうを型に流し込みます!
石こうを流し終えた後は、恐竜クイズをしながら楽しく固まるのを待ちました。
しばらくして固まったら、型から取り出して完成です!
作ったレプリカはお持ち帰りしていただきました。
今回のレプリカ作りは、少し力のいる作業や、細かく繊細な部分がありましたが、
お楽しみいただけたでしょうか?
ご参加いただいた皆様、ありがとうございました。
(自然課 薄井)
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