中世部門で一部資料の展示替えを行い、以下の資料を新たに展示しました。
①「前九年合戦絵巻」(江戸時代)
平将門の乱を鎮圧した下野の武将藤原秀郷の子孫で、奥州藤原氏の祖経清が描かれています。今年度、当館の新収蔵品となりました。
②「百人一首」(室町時代)
中世の宇都宮を治めた宇都宮氏と歌人藤原定家が交流を持ったことがきっかけで誕生した百人一首。当館資料は、室町将軍足利義輝の筆とされています。
③「七十一番職人歌合絵巻」(江戸時代)
歌を通じて中世の職人たちの姿を紹介しています。職人の姿絵と職人同士の会話のやりとりもみられるのが特徴です。
いずれも貴重な実物資料ですので、この機会にぜひ来館ください。さらに今後も常設展資料の展示替えを行っていきますので、企画展とあわせてご覧いただければと思います。
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