9月23日(月)に「きのこの観察会 in 中央公園」を行いました。講師は坂井広人主任研究員(植物担当)、山本航平学芸嘱託員(植物担当)が務めました。台風17号による天候への影響を心配しましたが、薄曇りの過ごしやすい天候に恵まれ、29人の参加者がありました。参加した子ども達も一生懸命にきのこを探しました。
セミの幼虫に生えるツクツクホウシタケ(冬虫夏草)を発見!
子ども達が山本さんを取り囲み、その周りを大人の参加者が取り囲み、参加者全員が息をのんで慎重にきのこを掘り出す手元を注目しました。きれいに掘り出すことができて、参加者のみなさんは喜んでいました。
掘り出されたツクツクホウシタケ(冬虫夏草)。
ニセクロハツを半分に切って、切り口の色の変化を観察しました。キノコは、傷を付けると変色するものがあり、名前を調べる時の手掛かりになります。
今回の観察会ではおよそ30種類のキノコを観察することができました。
観察会で会えたキノコとは一期一会。今度、中央公園を歩く時、またキノコに会えたらいいですね!
参加いただきましたみなさん、ありがとうございました。
(自然課 渡辺)
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