観察会「スミレをさがそう」を行いました

4月14日(日曜日)宇都宮市多気山にて、観察会「スミレをさがそう」を行いました。毎年恒例の多気山での観察会です。

まずは、道脇に咲いたエイザンスミレです。多気山では、ピンク色と白色の花が見られます。

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タチツボスミレも、見られます。今回の観察会で一番よく見られたのがこのタチツボスミレではないでしょうか。

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こちらはアオイスミレ。花が終わって葉だけしか見られない年もありましたが、今年は花も観察できました。この時期の葉は開ききらず丸まったものもあります。葉は毛でおおわれ、花がちょっとちぢれ気味なのも特徴です。葉をかき分けると、閉じたまま開かない閉鎖花が見られました。

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境内から山道に入ります。

多気山は、栃木県内でもカシ類が主体の照葉樹林が残る数少ない場所の1つとして知られ、ウラジロガシ、ツクバネガシ、アラカシ、シラカシが見られます。4種類のカシの葉を見比べると、縁のぎざぎざ(鋸歯)の具合や、全体のシルエットなどの違いがわかります。

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山頂近くの展望台では、たくさんの種類のスミレが見られます。

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鼻を近づけるとかすかに香るニオイタチツボスミレ。

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細長い葉のマキノスミレ。

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アカネスミレ。

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残念ながら花の見られなかったサクラスミレ。

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白く小さな花のフモトスミレ。

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スミレ以外の植物も楽しめた観察会でした。

(自然課 三瓶)