みなさん こんにちは
11月18日(日)、県博デーにてミクロの世界探検を行いました。
今回のテーマは「「魚の耳石 (じせき)・ウロコ・骨」をみてみよう」です。
まずは、耳石の働きや取り出し方を楽しくわかりやすく紹介しました。
こちらは、体長15㎝のアジから取り出した5.3mmほどの耳石。
電子顕微鏡では、どのように見えるのでしょうか?楽しみです。
アジ以外の魚の本物の耳石も登場し、手元で見ることができました。
(写真は煮干し(カタクチイワシ))
耳石は、魚の種類によって形や大きさは様々。魅かれるものがあります!
それでは、こちらが電子顕微鏡で見たアジの耳石です(3000倍)。
こちらは、ハタハタ(3000倍)です。
サンマ(3000倍)です。
やはり、魚の種類によって構造が違うことがわかりました。
この構造がどんなことに役立っているのかはよくわかりませんが、
生物の美しさの一つだと感じます。
ウロコでは、アジのウロコを観察。(1500倍)
規則的なきれいな縞模様です。
歯では、カレイの歯を観察してみました。歯はツルツルしていそうですが・・
120倍
300倍
1000倍。どんどん拡大していくと・・
2500倍
このような細かい溝のようなものが見えました!
さらに歯の根元の骨はどうなっているのでしょう?
3000倍で見ると、
こちらもまた、不思議な構造をしていました。
どうしてこんな形なんだろう?!とワクワクしますね。
こうして、今回も電子顕微鏡でしか見られない
ミクロの世界を探検することができました!
次回のミクロの世界探検は、1月20日(日)です。
みなさまのご参加お待ちしております。
試料の持ち込みも大歓迎です(乾燥したものでお願いします)。
(自然課 薄井)
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