8月11日に研修室で昆虫標本作製の講座を行いました。
一番大事なことは、その標本が「いつ、どこで」見つかったのかを記録しておくことです。これがあることで、その時、その場所にどんな昆虫がいたかの証拠になります。
いよいよ標本づくりです!
まず、昆虫を選びます。
今年もカブトムシやクワガタが大人気です。けんかにならないように、話し合いやジャンケンで選ぶ順番を決めました!
選び終わったら、まずはからだを観察します。
脚やはねはどこから生えているのかな?
観察したら、昆虫に針を刺します。まっすぐ刺すことがポイントです。
かたい昆虫のからだにまっすぐ刺すのは大変です。がんばろう!
針を刺し、高さをそろえたら、形を整えます。脚や触角をきれいに整え、動かないように針で固定します。
左右を同じ形にするときれいになります。
中には後ろばねを出した標本を作る子も。
標本を整え終えたら乾燥させます。1~2か月乾かした後、標本を壊さないように脚などを押さえる針をゆっくり抜きます。そして、標本をゆっくり抜き、「いつ、どこで」採れたかかが書かれた紙(ラベル)を標本の下に刺せば完成です。
自分で採った昆虫も、同じように標本にしてみてくださいね。
(自然課 鈴木)
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