みなさん、こんにちは。
いつも栃木県立博物館をご利用いただきましてありがとうございます。
大田原市立福原小学校6年生の皆さんと一緒に、出前授業を行ってきました。今回は、「昔の衣装にふれてみよう」です。6年生の児童数が少なかったので、1人1着衣装を着用しようという事で授業スタートです。
前半は、平安貴族の衣装を着てみました。着付けをしながら、平安時代の貴族の暮らしや文化について職員から解説を受けます。
女の子は『十二単』、男の子は『狩衣』を着用します。
さあ、着付け完了です!ふたりともとても似合っていますね。平安時代の男性貴族は、頭にかぶっている烏帽子(えぼし)という帽子を寝る時も外さなかったそうです。
後半は、鎧の進化についての解説です。
おお~!かっこいい~!とっても似合っています!
こちらは平安後期~鎌倉時代の鎧で『大鎧』といいます。
一方、右側の金色の鎧は『当世具足』といい、真ん中の黒い鎧は『足軽鎧』です。みんなバッチリ決まっていますね!
この鎧、よく見るとずいぶん形が違います。飾りが付いていたり無くなっていたり。これにはちゃんと理由があります。なぜ鎧の形が変わってきたのか、6年生の皆さんと一緒に考えました。
こうして、1人1着の着物や鎧を身に着けながら楽しく授業ができました。
当館では、随時学校からの出前授業を受け付けております。お気軽にお問い合わせください。当ホームページにも紹介されていますので、ぜひご覧ください。(トップページ「先生方へ」のバナーから)
電話:028-634-1312(教育広報課)
(写真提供:大田原市立福原小学校)
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