キッズツアー「とちぎの着物」を行いました

みなさんこんにちは!5月も後半戦です。夏のような暑さの日もありましたが、体調はいかがですか?こまめに水分補給をしてくださいね!

さて、5月20日の県博デーにおきましてキッズツアー「とちぎの着物」を行い、栃木県が産地である「結城紬」「真岡木綿」「足利銘仙」についてご紹介しました。

P1180823_R.JPG

結城紬は、とても長い歴史を持つ着物であり、なんとユネスコの無形文化遺産にも登録されています。当日は、栃木県本場結城紬協同組合の方々による機織りや糸つむぎの実演と体験を行っており、その様子を見せていただきました。機織りの音はパタンパタンと心地よく、思いのほか迫力がありました。P1180833_R.JPG

その後は、現在開催中の企画展「とちぎの技・匠」の会場に移動し、結城紬や真岡木綿の反物や着物を見ながら解説を進めました。

P1180838_R.JPG

さて、最後は足利銘仙のお話です。大正時代から昭和初期にかけて一世を風靡した華やかな織物です。P1180850_R.JPGP1180852_R.JPG

こちらの女の子が羽織っているのは......「ねんねこばんてん」といって、あかちゃんを背負った上から羽織る半纏の一種です。実はこちらのねんねこばんてん、昭和30年頃に販売されていた本物の銘仙です。白地に幾何学文様。今見てもおしゃれですよね。

折り紙で折った着物のしおりをプレゼントして、終了となりました。参加してくれたみなさん、本当にありがとうございました。

P1180747_R.JPGP1180858_R.JPG


次回のキッズツアーは6月17日『いと お菓子』です。みんな大好き「お菓子」をテーマに博物館を巡りましょう♪

また、この日は県博デー(博物館の日)として、キッズツアーの他にもたくさんのイベントを開催しております。みなさまのご来館をお待ちしております。

 (教育広報課 解説員 )