新緑がまぶしい、さわやかな季節ですね!
いつ訪れてもステキな中央公園ですが、博物館も様々な特別展を行い、皆さまのお越しをお待ちしています!
博物館では、5月5日(土曜日)に、「鎧を着てみよう」を行いました。
ご参加いただいた皆さま、ありがとうございました。
鎧の着用した時代や、戦い方を考えながら、楽しく体験していただけましたでしょうか?
当日の様子を、少しご紹介いたします。
これは、「大鎧(おおよろい)」です。
今から1000~700年ほど昔、平安時代から鎌倉時代の武士が、主に使っていた鎧です。
馬に乗って、弓矢を使って戦うために、合った形をしています。
博物館の大鎧は、子ども用のサイズですが、それでも約10kgの重さがあります。
これは、「当世具足(とうせいぐそく)」です。
今から500~400年ほど昔、戦国時代の頃の鎧です。
戦国時代は、鉄砲を使った集団での戦いが、中心になりました。
鉄砲の弾を反らす工夫をした、すばやく動ける、強くて頑丈な鎧です。
重さは、約14kgです。
博物館の当世具足は、徳川家康が若い頃に着用していた鎧を写したものなんですよ。
戦国時代に、実際に鉄砲を持って戦った人たちが着ていたのが、鉄砲足軽(てっぽうあしがる)の装備です。
動きやすくするためとは言え、ずいぶん軽装になっていますね。
体に巻いて持ち運んでいたのは、布にくるんだお米です。
腹が減っては、戦はできぬ?!
本年度、博物館では、他にも昔の衣装を着るイベントを、多く開催いたします。
9月29日(土曜日)は、「古墳時代の衣装を着てみよう」を、初めての試みで行います。
「鎧を着てみよう」は、下記の日程で行われますので、興味のある方は、ぜひご参加ください。
*「鎧を着てみよう」の実施日
・11月3日(土曜日)14:00~15:30
・2月11日(月曜日)14:00~15:30
昔の衣装を着る体験は、お子様向けですが、大人の方もご参加いただけます。
予約不要ですので、お気軽にご来館ください。
皆さまのご来館を、お待ちしております。
(解説員:落合・長島・奥山・渡邉)
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