今年の夏に開催されたテーマ展「巡回展 栃木の遺跡」覚えていらっしゃいますか?
展示会場入り口で出迎えてくれたあの土版、思い出して頂けたでしょうか。
当時、会場内で「刈沼遺跡(宇都宮市)出土の土版」の名前を募集したところ1,036通の応募がありました。名前の発表は次の会場でとういことでしたので、次なる会場の栃木県埋蔵文化財センターにバトンを渡し、特別展示室内にて名前を発表させて頂きました。(※埋蔵文化財センターでの展示期間は終了致しました)
(埋蔵文化財センター展示室内)
その名も「かりばん」です!
刈沼(かりぬま)遺跡から出土した土版(どばん)が名前の由来です(宇都宮教育委員会蔵)。
実物のかわいさとは 裏腹に凛々しいイラストもいいですねぇ、かっこいい!
(イラスト:栃木県埋蔵文化財センター)
●土版とは縄文時代後・晩期頃に出現する板状の土製品です。紐状のものを通す孔があけられており、用途は不明ですが、土偶のように呪術的な役割を果たしていたのではないかと考えられています。
平成30年2月10日(土)から4月1日(日)なす風土記の丘資料館
第一会場:那珂川町なす風土記の丘資料館 ←「かりばん」にはこちらの会場で会えます
〒324-0501 栃木県那須郡那珂川町小川3789 / TEL0287-96-3366
第二会場:栃木県大田原なす風土記の丘湯津上資料館
〒324-0403 栃木県大田原市湯津上192 / TEL0287-98-3322
※休館日:月曜日(祝日の場合は開館)、祝日の翌日(土・日曜日の場合は開館)
栃木県埋蔵文化財センターでの巡回展示は終了しましたが、常設展示へも足を運んでみてください。
〒329-0418 栃木県下野市紫474 / TEL0285-43-1971
※休館日:土曜日・祝日(祝日が日曜日の場合は開館、翌日か休館)
(人文課 中山)
んかい
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