みなさん、こんにちは。
7月29日(土)から開催しておりますトピック展示「ヒアリ展」ですが、
好評につき開催期間を延長することになりました。
展示場所は、博物館エントランスホールから移動しまして、
2階、展示室1(アロサウルスのいる展示室)の入り口になりました。
引き続き、多くのみなさまに「ヒアリ」をご覧になっていただき、
どんなアリか知っていただく機会になればなと思います。
さて、昆虫学芸嘱託員のS氏にこちらの展示の好きなところを聞いてみました。
(※今回の展示担当学芸員ではありません。)
「1番好きなところは、ヒアリと在来のアリとの違いがよくわかるところです!」
(※在来のアリ・・日本にもともといるアリ)
そこで展示されているヒアリの解説パネルをみると、
ヒアリの特徴が書かれており、どアップの写真もついています。
ヒアリってこんなアリなんだ~とあらためてわかります。
(もちろん、本物のヒアリの標本もありますよ!)
今回はヒアリだけでなく、在来のアリ(中央公園に生息するアリ)も展示しています。
これらをじっくりみていると、いろいろ気がつくかもしれません。
「あっ!このアリ、顔がツヤツヤしている!」「体にかっこいいトゲがついている!」
「触角(しょっかく)が長い!」「毛が生えている!」・・などなど。
すると・・
このアリはどこにいるんだろう?
どういう暮らしをしているのだろう?
と少し興味がでてくるはずです!
ヒアリの心配なニュースを耳にすると、すべてのアリが
悪者に思えてしまうかもしれません。
でも、まずはアリたちを知ることから始めませんか?
最後に、この展示を作る様子を少しご紹介。
こちらは、アリたちを標本にするために整えているところです。
(小さいボンドがとてつもなく巨大に見えますね。)
こちらは、アリを撮影し、画像の調整や確認をしているところです。
(小さいアリは、標本と写真もあった方がいいですよね。)
ヒアリ展の会期は、11月末までを予定しております。
博物館にご来館された際は、ぜひ「ヒアリ展」ものぞいてみてください。
なお、会期等に変更があった際は、随時お知らせしたいと思います。
(自然課 薄井)
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