みなさん、こんにちは。常設展示のアロサウルスです。
不安定なお天気が続いておりますが、お元気ですか?
今回は、開催中の企画展「大集合!北関東の動植物化石」から
「古生代・中生代」をご紹介します。
古生代ではどんな化石があるのでしょうか?ちょっと見てみましょう。
こちらは、腕足類(わんそくるい)の化石です。
(腕足類は、干潟や深海に生息し、今の時代では、ミドリシャミセンガイなどがこの仲間です。
2枚の殻を持ち二枚貝に姿かたちが似ていますが、二枚貝とはちがう生き物です。)
こちらは、三葉虫の化石です。
(三葉虫は、古生代の終わりに絶滅した海に生息していた生き物です。)
海に生息していたこれらの生物の化石は、栃木県佐野市の葛生石灰岩から見つかっています。
ということは、当時の葛生は、どんな環境だったのでしょう?
研究によると、葛生は、なんと赤道近くに位置していたとか。オドロキですね!
中生代では、こんな化石もあります。スピノサウルスの歯です。
そのほか、北関東ではじめて発見された恐竜の化石なども展示しております。
さて、展示室の天井を見上げると・・アンモナイトがいますね。
中生代では、アンモナイトの化石も展示しております。
栃木県で初めて見つかった場所は・・なんと!益子です。
この化石は、井戸掘りをしていて発見されたものだそうです。
茨城県ひたちなか市では、こんなアンモナイトも見つかっております。
「異常巻」のアンモナイトです。
なぜこんなことになってしまったのでしょう?!
壁をみると・・お友達がぬったアンモナイトのぬり絵が飾ってあります。
ぬり絵は、アンモナイトのほかに4種類あります。
(ぬり絵コーナーで、ぬったぬり絵は、お持ち帰りもできます。)
次回は、「新生代」をご紹介します。どんな化石が登場するか、お楽しみに!
(自然課 薄井)
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