7月16日からはじまった企画展「日光の昆虫」も、いよいよ折り返し地点になりました!
昨日までで、企画展入館者は9000人を超えましたので、今週中には10000人達成するのではないかと思います。
もしかすると、1万人目のお客様はあなたかも・・・!
さて、だいぶ間が空いてしまいましたが、レポートの第2回目です。
今日は、チョウ・ガのコーナーから個人的にビビっと来たものをご紹介します。
わたくし昆虫担当ではございませんが、展示を手伝った際に最も納得がいかなかったヤツからご紹介します。
はい、コイツ。ウスバシロチョウ・・・。
みなさん、このチョウは何の仲間だと思いますか?
①モンシロチョウ ②アゲハチョウ ③オオムラサキ
答えは②アゲハチョウの仲間。
シロチョウとついているのにアゲハチョウとは・・・。名前で分類するのではないけれど、何かややこしい気がします。
次は、旅をするチョウとして有名なアサギマダラです。
わりと大きなチョウですが、こんな小さな生き物が国をこえて飛んでくるというのです。
アサギマダラをつかまえると、時々、羽の裏側に文字が書いてあることがあります。
これは、いつ、どこで、誰がつかまえたかを記してあります。
この標本には、「山口SF」と書いてありますので、山口県から飛んできたことがわかります。
ちなみにSFは採集者のイニシャルなので、イニシャルS.Fさんがつかまえたものだということです。
S.F・・・・・・・・・福士蒼・・・・・・いや、ちがうな。
このような標本が残っていることがアサギマダラが旅をしている何よりの証拠なのです。
最後に、個人的にグッときたのが、シタバガのコレクションです。
容量の関係で、写真では大きく見せられないのですが、後翅が紫・赤・黄色・白と色とりどりで、大変美しいガです。
コレクター魂を強く揺さぶられますねぇ・・・こういうのを見ちゃうとねぇ・・・。フルコンプ目指したくなりますよねぇ・・・。
昨年のテーマ展「狩りバチ」で好評だった「虫採りゲーム」も、今回の展示ver.で再登場!
つかまえた昆虫は標本箱に入るよ!めざせ100%フルコンプ!
ポケモン集めに疲れた方も、ぜひ挑戦してみてください!
次回は、日光の昆虫研究の歴史について紹介します!
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