みなさま、こんにちは。
7月5日、燻蒸による休館が終了しました。
大雨が降ろうが、から梅雨だろうが、
博物館はいつでも皆様のご来館をお待ちしております。
休館に入る前日・6月19日(日曜日)は県博デー、
とちぎけんぱくキッズ・ツアーを行いました。
とちぎけんぱくキッズ・ツアーは普段の定時解説とは異なるお子様向けの解説です。
ご参加頂いた皆様、ありがとうございます。
当日の様子を少しだけご紹介いたします。
今回のタイトルは「たびする鳥@とちぎ」。
まずは参加者の皆さまの「たび」について、世界地図にまとめてみました。
訪れたことがある都道府県・国に、星のシールを貼ります。
担当者の想像をはるかに上回るスピードで、どんどんシールが貼られていきます。
(「シール足りない!47都道府県、全部行ったよ~」というお母様の声に、
焦りつつも、ワクワクしました♪)
シールを貼った場所へは、何に乗って行きましたか?
車?船?新幹線?それとも飛行機?
(先ほどのお母様からは「夜行バス!」のお答えが。
まるで沢木耕太郎の「深夜特急」のような旅。素敵です。)
本日の主役・ツバメは乗り物には乗らず、
自分の力で日本に飛んできます。
長距離を飛ぶツバメの姿は、なんだか飛行機に似ていますね。
ツバメの長い旅について、絵本を読んでご紹介しました。
絵本に出てくるツバメは、マレーシアから日本にやってきます。
1枚目の写真で、ツバメが羽を広げているあたりがマレーシアです。
マレーシアのクアラルンプール国際空港から、
日本の羽田空港まで、飛行機だと8時間もかかります。
長い旅に適したツバメの体の特徴について、
スズメとくらべながらお話ししました。
ツバメ・スズメの剥製とともに人気だったのが、卵です。
「なかなか見られないものだから、見られて嬉しい!」と
参加者の皆さまに喜んでいただけました。
博物館で働くスタッフにとって、一番うれしい言葉です。
身近な鳥の体のつくりや子育てについて、興味をもつ機会になれば
幸いです。
次回のキッズ・ツアーは7月17日(日曜日)13時30分から行われます。
タイトルは「祭り・祀り・MATSURI!」、
「おまつり」についてお話しします。
また、今回のツバメに続いて、カラスのお話も行います。
タイトルは「カラスと書こう~読書感想文はじめの3行~」。
こちらは14時30分からスタートします。
皆様のご参加をお待ちしております♪
(教育広報課 解説員 きむら)
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