みなさま、こんにちは。
1月10日(日曜日)、2016年初の体験学習を行いました。
ご参加いただきありがとうございます。
当日の様子をご紹介します。
最初に、百人一首とは何か、和歌とは何か、についてお話しました。
かつて日本人は季節や自然・人生・人を思う心を三十一文字の和歌に詠みました。
わずか三十一文字に情景や心情を折り込むための技法のひとつに、掛詞があります。
今回は一つの言葉に二つ以上の意味をもたせるこの技法を体験しました。
いくつか練習したあと、掛詞を使った和歌を完成させました。
その和歌もあわせて、次は百人一首の実践です。
散らしとりで行いました。
普段から百人一首で遊んでいるお友達、今日が初めてのお友達など、
参加者は百人一首の経験値も年齢も異なります。
しかし百人一首は、もともと高貴な身分の人がたしなみとして行っていたもの。
それぞれがふさわしい態度を考え、
勝敗だけでなく百人一首を楽しんでいただきました。
最後は、当時の衣装の着用体験です。狩衣と十二単を着ました。
狩衣は、どうして「狩」という字がついているのかな?
十二単は、本当に十二枚のひとえでしょうか・・・?
実際に着て、考えたり確かめたりしました。
2016年の博物館は百人一首企画が目白押しです。
さまざまなイベントが、現在企画・準備中。どうぞお楽しみに!
また次回の体験学習は2月14日(日曜日)「ペーパークラフトいきもの百科」です。
紙で動物をつくり、あなただけのオリジナル図鑑に仕上げます。
バレンタインデーにかわいいペーパークラフトをつくってみましょう。
確実なご参加には、電話予約がおすすめです。
028-634-1312にお申し込みください。
ご参加お待ちしております。
(教育広報課 有路・木村)
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