10月25日(日曜日)に、体験学習「まが玉をつくろう」を行いました。
今回は、その時の様子をご紹介させていただきます。
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まずは、"まが玉(勾玉)"についてのお話をしました。
勾玉とは、大昔のアクセサリーのこと。
古いものは縄文時代の遺跡から見つかり、最も多く作られたのは古墳時代です。
多くは、水晶、メノウ、ヒスイなどの石を磨いて作られたものです。
硬い石に穴を開け、きれいに磨くのはとても大変で時間がかかったことでしょう。
古墳(力を持った人のお墓)の中から見つかった勾玉は、大切な宝物です。
次に、いよいよ作業に入ります。
硬い石を扱うのは難しいため、今回は滑石という柔らかい石を使い、
オリジナルの勾玉を作りました。
まず、棒やすりや、目の粗い紙やすりを使って石を削り、
大まかな形を作っていきます。
最初からやすりで削って作ることもできますが、時間の都合もありますので、
あらかじめ機械で角を落とした石を使います。
形ができてきたら、水をつけながら、目の細かい紙やすりで磨いていきます。
つるつるの綺麗なまが玉ができました!
最後に、穴に紐を通して、ペンダントにすれば出来上がりです。
さらにぴかぴかにしたい時は、より細かい目のやすりで磨いたり、
マニキュアなどで塗装をするときれいになります。
自分だけのお気に入りのまが玉ペンダントができたかな?
ご参加くださった皆さま、ありがとうございました!
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博物館では、小中学生を対象に様々な体験学習を実施しております。
次回は11月29日(日曜日)14時から、「落ち葉のステンドグラス」を行います。
いろいろな色の落ち葉を使ってステンドグラス風の飾りを作る、
今の季節にぴったりの工作です。
ご予約人数にはまだ余裕がありますので、皆さま是非お気軽にご参加ください♪
(教育広報課 解説員)
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