みなさま、こんにちは!
11月15日(日曜日)の県博デーで、
キッズツアー 「きょうりゅうlesson ~お口の形編~」を行いました。
(とちぎけんぱくキッズ・ツアーは普段の定時解説とは違った、お子様向けの解説です。
たくさんのご来館、キッズ・ツアーへのご参加ありがとうございます。)
今回はタイトルにもあるように、きょうりゅうの「口の形」に注目です!
レッスンスタート☆
きょうりゅうは世界中に多くの種類がいたと考えられていますが、
肉食、植物食よりさらに細かく各々いくつかの種類に分類されていることはご存じでしょうか?
(図鑑を参考にみんな熱心に恐竜の仲間のお勉強しております。)
肉食や植物食恐竜の細かい分類ごとに口の形に注目すると、
○ティラノサウルスなどの肉食恐竜は主に竜盤目の獣脚類に分類されます。
こちらは、大きさは様々ですが肉を食べるため
ステーキナイフのような鋭い歯をしています。
(以下、主に植物食恐竜です。)
○ブラキオサウルスやカマラサウルスなど首の長い恐竜は
竜盤目の竜脚形類に分類され、歯はへらやのみやくぎのような形をしています。
(以下、(植物食恐竜)鳥盤目)
○装盾類(そうじゅんるい)のステゴサウルスやアンキロサウルスは、
口先はせまくてとがっています。
○鳥脚類のイグアノドンはの口先はくちばしがあり、
ハドロサウルスはカモノハシに似ていてくちばしがあります。
○周飾頭類(しゅうしょくとうるい)のパキケファロサウルスはくちばしがあり、
トリケラトプスのくちばしはさらにオウム状です。
(気になる方は図鑑などで実際に是非見てみてくださいね!)
(実物の恐竜の歯の化石にみんな興味津々です。)
などなど、おおまかですが大体、上記のように分けられます。
ご存じの恐竜の口の形はどのようになっていますか?
歯や口の形も分類内では多少違う形はしていますが、各々とっても似ています。
体の形だけではなく、歯の形をみれば何食かわかり、
口の形をみれば大体何の種類、何に近い恐竜かわかる場合もあります。
(展示室内アロサウルスの歯、見学ツアー。)
名前がかかれていなくても口や歯、体の形などで大体見分けられるので、
恐竜好きなそこのアナタ!勉強して一緒に恐竜博士になりましょう!
(参考文献:「小学館の図鑑 NEO 恐竜」)
今回は15名様程の恐竜好きキッズ達が集合してくれました。
初めから終わりまで静かに楽しそうにきいてくれて本当にありがとうございました。
次回は12月20日の県博デーにて14:00開始。
タイトルは「~動物博士になろう~」です。
たくさんのご参加お待ちしております。
教育広報課 有路
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