去る10月3日(土)から、「名前に"日光"がつく動植物」という展示が始まりました!
明治維新後、日本にやってきた外国人にとって日光は人気のある避暑地でした。外国の大使館別荘などが中禅寺湖の周辺に建てられ、動植物の研究者を含む多くの外国人が訪れました。
たとえば、イギリスのジョージルイスは、日光で採集した昆虫を研究して、数多くの新種を発表した昆虫学者として有名です。
イギリスの外交官であったアーネスト・サトウも日光の自然に深く親しみ、その子息・武田久吉は、日光をはじめとする高山植物について多くの著作を残しました。
このように、日光は明治時代の動植物研究において、一大拠点となっていました。そのような背景から、名前に"ニッコウ"や日光の地名がついた生物が実は100種類以上います。
今回の展示では、名前が"日光"に由来する動植物を、できる限りたくさん展示しています。
ニッコウコエンマコガネ | ニッコウイワナ | ユモトマムシグサ | チュウゼンジギセル |
栃木県の自然が好きな方必見の展示ですので、ぜひお越しください。
詳しくは、以下の特設ページをごらんください!
また、この展示は、県立博物館、県立美術館、総合文化センターの3館連携特別企画と題しまして、各館がそれぞれ「イギリス」というキーワードつながりで展示やイベントを行うという新しい試みであります。県立美術館、総合文化センターの連携企画も、ぜひチェックしてみてください。
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