見どころ紹介!人文系テーマ展「おじいさんやおばあさんの子どものころの暮らし」展編①

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1月10日(土曜日)からスタートする人文系テーマ展の見どころ紹介。
美術系「下野の仏像と仏画」、歴史系「近代の教育」と続き、
最後は民俗系「栃木の手仕事Ⅳ-竹-」の見どころをご紹介!!


・・・の前に、
昨年12月13日(土曜日)に始まった
民俗系テーマ展「おじいさんやおばあさんの子どものころの暮らし」、
通称「おじおば」の見どころを、担当された木村真理子研究員に伺いましたのでご紹介いたします!


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今回、展示されている資料は大正時代(80年くらい前)から昭和30年代・40年代(50年くらい前)に使われたものです。
本当は道具をひとつひとつご紹介したいところですが、ここでは昔の家の中の様子が感じられるところを紹介します。

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80年くらい前のいろりまわりの様子です。

上から吊り下げられている格子状の木の枠は「火だな」と言います。
よく「これなあに?」と質問がありますが、火だなにぬれた蓑を載せておけばいろりの火で乾きますし、魚を吊しておけば燻製になるという、なかなか便利な道具です。
いろりの火で暖をとりながら、もちあみで餅を焼き、じざいかぎに鉄瓶をかけてお湯を沸かしてお茶を飲み、火だなに載せればぬれた蓑も乾いてしまう・・・実に効率的ですね。

なお、3月7日まで毎週土曜日の14時30分~15時まで、「おじいさんやおばあさんの民話語り」を行っています。場所は体験コーナーがあるいろりまわりです。
語り部さんがおもしろい民話やほろりとする民話などなど、たくさん語ってくれます。
申し込みはいりませんので、ぜひとも民話を聞きに来てください。

おもちゃなど、昔の道具を体験できるコーナーもあります。
道具を見て、触って、遊んで、民話を聞いて、昔のいいところや知らないことをたくさん発見してもらえればうれしいです。
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以上、木村研究員からの見どころ紹介でした。


木村研究員の説明そのまま、いろりまわりでの暮らしを想像してみますと、
実にほっこりとしたあたたかい気持ちになります。

お茶を飲みながらお餅を食べたくなりました。

昔の暮らし、体験してみたいですね。

そんなときは、語り部さんによる民話語りや昔の道具の体験コーナーをとおして
その時代へタイムスリップ☆というのもいいかもしれません。


木村研究員、お忙しいところご協力ありがとうございました!
なお、このテーマ展の見どころは「一度では語りつくせない!!」とのことで、
木村研究員にはまた日を改めて語っていただくことになりました。


次回の見どころ紹介もぜひご期待ください(*'∀'人)♥*+

(人文課 深沢)