12月14日(日曜日)に体験学習「わかぴったん~百人一首に挑戦!~」を行いました。
ご参加いただいた皆様、ありがとうございました。
当日の様子をレポートしたいと思います。
現在の私たちも好きな歌を覚えて歌いたいと思ったり、
好きな言葉をずっと心に残しておきたいと思いますね。
その気持ちは今も昔も変わりません。
800年ほど前に宇都宮を治めていた宇都宮頼綱も、その思いを強くもった人物でした。
京都・小倉山の別荘の襖を秀逸な和歌で飾ろうと考えた頼綱は、
親戚筋にあった藤原定家に和歌を選ぶよう依頼します。
定家が選んだ100人分の和歌は長く人々に愛され、
現在でもかるた遊びとして親しまれています。
今回は、子どもチームと大人チームに分かれて、
源平合戦を行いました。
子どもチームには百人一首をたくさん覚えているお友達もいました。
宇都宮では百人一首に力を入れている小学校も多いそうです。
大人チームは「百人一首は初めて!」という方も多くいらっしゃいましたが、
競技かるたのような白熱した試合になりました。
百人一首の和歌の多くは平安時代に詠まれたものです。
試合の後に当時の衣装、十二単と狩衣を着ていただきました。
皆様も機会があれば百人一首に挑戦してみてくださいね。
次回は平成27年1月25日(日曜日)に、博物館でやってみよう「昔の暮らし体験」があります。
皆様ぜひご参加下さい。
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