キッズ・ツアー「がんばれ☆ヒナたち」を行いました。

7月20日(日曜日)に“とちぎけんぱくキッズ・ツアー”を行いました。

キッズ・ツアーとは、通常の定時解説とは一味違う、
お子さまが主役の解説です。

今回は「がんばれ☆ヒナたち」というタイトルで、
身近な鳥についてご紹介しました。

人間の子ども達は楽しい夏休みが始まりましたね。
では、鳥の子ども達・ヒナはどんな風に夏を過ごしているのでしょう。

皆さんは地面に落ちているまだ上手に飛べない鳥を
見たことはありませんか?
ちゃんと飛べるはずの鳥が地面にいるのはなぜでしょう?
怪我をしているのでしょうか・・・
私たちにできることはあるのかな。

鳥の子育てについての絵本を読みながら、
みんなで考えました。

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地面にいる鳥は、親鳥に見守られながら、
飛ぶ練習をしているところ。
優しい皆さんは「何か手伝ってあげたい」と思うことも
あるでしょうが、
人間が手を貸さない方がいい場合がほとんどです。
覚えておいてくださいね。


次に、スズメの子育てを例に、
親鳥とヒナの生活についてご紹介しました。

普段は収蔵庫で保管しているスズメの卵を
皆さんに持ってもらいました。
普段見ているニワトリやウズラの玉子よりも小さいですね。

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こちらはスズメの成鳥(大人の鳥)と、巣立ったばかりヒナの重さのモデルです。
孵化から約2週間で、大人とほぼ同じ重さになります。

ヒナの成鳥のスピードと、
それを支える親鳥の子育てぶりはすごいですね。


最後にご紹介した鳥は、サシバ。
かっこいいタカの仲間です。

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実は宇都宮にも生息している身近な鳥です。
市貝町では、サシバが子育てしやすい環境をみんなで守っていこうと
とりくんでいます。

ツバメのように春に渡ってきて、子育てをする鳥です。
ピックィーという鳴き声をきいたことがある人もいるかもしれませんね。

ご参加いただいた皆様、ありがとうございました!


次回のキッズ・ツアーは、8月17日。
タイトルは「ちょっと こわ~いお話」。
さて、どんなお話でしょう・・・

大人の方も楽しめる内容でお待ちしております♪


(資料普及課・木村)