12月22日(日曜日)に、キッズ・ツアー「食べ物今昔」を行いました。
ご参加くださった方、ありがとうございました。
ツアー内容をご紹介します!
今月頭に「和食」(正式には「和食:日本人の伝統的な食文化」)が無形文化遺産に登録されました。「和食」とは何でしょう?昔の人はどのような食生活をしていたのか、展示物をみていきました。
縄文時代は四季などに応じた食物を狩猟や採集により得ていました。
弥生時代に入ると、米作りをするようになっていき、食文化も変化しました。
米の料理法にもいろいろあったと考えられています。古墳時代に入ると「甑(こしき)」という器が見つかっていることから、蒸して食べていたことも分かっています。
写真の甑は奈良時代のもの
次は、昭和30年頃まで主に使用された「釜」と昭和30年以降、徐々に普及した「炊飯器」を見てもらいました。お米の調理器具だけでも様々な変化がありますね。
釜(かま)
炊飯器(すいはんき)
ところで、今日のご飯は何でしたか?
和食の特徴はおおまかにはこのようなものです。
①日本の風土が育てる様々な食材と食材を活かす味付け
②一汁一菜という食の形式
③料理や食器、部屋の飾りなどで季節を楽しむ
④年中行事との関わり
自分の食生活と比べてもらいました。どうでしょう?
あと少しでお正月。お正月に食べるおせち料理もお雑煮も私たちの大切な「和食」です!
<参考>
農林水産省HP http://www.maff.go.jp/j/keikaku/syokubunka/index.html
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“とちぎけんぱくキッズ・ツアー”は、毎月第2・第4日曜日の14時から20分程度、実施しています。
回によって、内容が変わります。次回は1月12日(日曜日)です。お楽しみに。
(普及資料課 堂本)
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