観察会「春の磯をのぞいてみよう」が行われました。

磯の様子
当日は風、波が穏やかなとても良い天気に恵まれました。(4月13日)
さあ、今回はどんな生き物に出会えるのでしょうか?


観察会の様子
磯で生き物を探し始めて間もなく
「あみ、かして!魚!魚!」「でっかいカニ!逃げちゃうよ!」「このヒトデ、他のと形が違う!」
と楽しげな声があちらこちらで聞こえてきました。


どんなものが見つかりましたか?とバケツを見せていただくと・・・
いろいろな生き物が大量に!!
何が採れましたか?


中にはウニやアメフラシだらけのバケツも・・・。
アメフラシ


カニや魚は動きがすばやく、すぐに海藻や岩の間に隠れてしまい、皆さんなかなか捕まえるのに苦労していました。
逆にじっくり観察できたのは動きがゆっくりなヒトデやウニ、海藻、貝などでした。


観察会の最後には皆さんが採った生き物を大まかな仲間分けをして学芸員が説明しました。
(生き物は最後に元いた場所に返します)

ウニ・ヒトデの仲間

これはウニ・ヒトデの仲間。実はこのグループ、ヒトと祖先が同じ仲間とのことで参加者の皆さんも「見た目はこんなに違うのに!?」とびっくり。
他には、エビ・カニ、海藻、魚、貝の仲間を観察することができました。
こんなにたくさんの種類の生き物を観察したり、直に触ったりできる機会は滅多にありません。博物館で働くスタッフにとっても貴重な一日になりました。


(自然課:渡部)