2012年07月27日
「足利時代の絵画」オープンしました!
人文系テーマ展「足利時代の絵画」が始まりました。
今回は開館30周年記念特別企画展「足利尊氏-その生涯とゆかりの名宝-」のプレ企画として、中世の水墨画を特集展示しています。館蔵品を中心とした名品揃いです!
そのなかでも、お勧めは赤脚子(せっきゃくし)の「白衣観音図」。赤脚子は明兆系の画僧ですが、詳細はわかっていません。
太く細く引かれた衣の線は動きがあって生きているようです。日本の水墨画の魅力のひとつはこうした線にあるともいわれます。それぞれの作品に引かれた線の違いに注目してみるのも、おもしろいかもしれませんね。
「足利時代の絵画」は9月2日(日曜日)までの開催です。
7月28日(土曜日)には展示解説、8月11日(土曜日)には講座をご用意しています。詳細はテーマ展特設ページで確認してくださいね♪
(人文課 瀬戸口)
投稿者 : 人文課 | カテゴリー : テーマ展