このレポートでは7月21日(土)オープンしたばかりの企画展「とちぎのカエルとカンショウウオ」の見所を紹介していきたいと思います。
今回は企画展の入り口近くの3つのコーナーを紹介します。
両生類とは
両生類はどんな生き物なのか?他の動物(哺乳類、鳥類、爬虫類、魚類)と比べながら両生類の特徴を紹介しています。
オオサンショウウオの骨格標本や、鳥の卵の殻標本、シオバラガエルの化石(タイプ標本)など博物館で集めている標本の中でもなかなか表に出てこないものが見られます。
(私は動物の骨が好きなので、動物の骨格標本がグループごとに並んでいるエリアがお気に入りです。)
人里の水辺
私たちの身近にはどんな両生類たちが暮らしているのか?私たちに身近な水辺である公園の池やため池、田んぼなどにすんでいる両生類を紹介しています。
このコーナーには、カエルの声を聞かせてくれる『鳴き声装置』があります。場所ごとに歌っているメンバーが変わるカエルの合唱をぜひ聞き比べてみて下さい。
(出演人数の多い谷あいの水田の合唱はぜひ。何が鳴いたか聞き分けられたらすごいです。)
食べる・食べられる
カエルが普段食べているものは?カエルが食べているもの、カエルを食べている動物を紹介するコーナーです。
今まさに、食べている!食べられている!迫力の写真が見所です。私たちが思うよりも多くの動物にカエルは食べられているようです。
(色々な動物達に狙われて絶対絶命なトウキョウダルマガエルの展示は必見です。モズがはやにえにしたカエルの標本もあります。)
さて、次は関連行事のお知らせです。7月29(日曜日)には慶應義塾大学教授 福山欣司氏をお招きしての記念講演「カエルたちの今とこれから」が開催されます。(要予約)
日時:7月29日(日曜日)午後1時30分~午後3時30分
場所:当館講堂
定員:150名 無料
※お問い合わせ・お申し込みは電話で県立博物館(028-634-1311)へ
また、7月28日(土曜日)から毎週土日に『カエル折り紙』が行われます。(予約不要、要観覧料)
日時:7月28日(土曜日)からの毎週土日 午前10時~午後4時
場所:当館レファレンスコーナー
企画展『とちぎのカエルとサンショウウオ』には紹介した以外にも沢山の見所があります。関連行事もまだまだあります。このレポートを読んで興味をもった方はぜひ博物館に直接遊びに来てください!お待ちしてます!
(自然課:渡部)
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