栃木県は、国内のかんぴょうの9割以上を生産しています。
この、本県を特徴づける農作物の1つであるかんぴょうは、
今からちょうど300年前に栃木県に伝来したという説が一般的です。
これにちなみ、当館の民俗部門では今回、かんぴょうに焦点を当てた展示、
テーマ展「栃木の平野の暮らし‐かんぴょう‐」を開催しています。
(会期:平成24年7月21日(土曜日)~9月17日(月曜日))
ユウガオの実を育て、かんぴょうを作る工程に沿って紹介していますが、
特に、今では使われなくなった用具類や、かんぴょうをむく時に使う用具の変遷を見ると、
かんぴょう作りの大変さや、人々の知恵がよく分かります。
そして!
展示の他にも、かんぴょうを楽しむことができる
以下の関連事業を行なっています!!
(共催:歴史とロマンのかんぴょう街道推進協議会)
<レストラン>・・・かんぴょう特別メニュー
●かんぴょうとゆばの卵とじ丼 650円
地元の人々は身近なかんぴょうを、よく卵とじにして食べます。
(「卵とじ」=味噌汁、しょうゆ汁、煮つけの卵とじなど)
この丼はかんぴょうの他に、日光で有名なゆばを合わせ、とろとろに仕上げてあります。
ご飯との間には隠れた工夫が…!
いい味しみてます。
●かんぴょうローネ(かんぴょう入りミネストローネ)
単品 300円
パン付き 400円
パン・サラダ付き 500円
ランチメニューには+100円でスープと替えられます。
かんぴょうはクセがなく、食物繊維などの栄養も多い!
実は使いやすく、ヘルシーな食材なのです。
独特の食感も楽しめますよ。
<ミュージアムショップ>・・・かんぴょう関連商品販売
●栃木県産かんぴょう 250円(50g)
今や意外と手に入らない国産のかんぴょう。
ぜひ、食べ比べてみてください!
●かんぴょうこんにゃく 880円(180g 2個入り)
ユウガオの実の粉を混ぜた、珍しいこんにゃくです。
しかもヘルシー!
レシピ例入りですが、麺になっているので、色々アレンジできそうですね。
●かんぴょうサブレ
2個入り 330円
4個入り 630円
栃木県産の小麦粉とユウガオの実の粉を使ったサブレです。
ほんわかしたキャラクターも可愛い!
ほか、
8月12日(日曜日)に展示解説、8月22日(水曜日)にかんぴょう満喫デーを開催します。
(詳細は、当HPトップページの「開催中」「人文系テーマ展」内、当展示の「詳細」をご覧ください。)
ユウガオ畑やかんぴょう干しなど、かつての夏の風物詩に思いを馳せ、
かんぴょう作りの現状にも目を向けていただく良い機会です。
関連事業にも力を入れていますので、色々な方に楽しんで頂けるでしょう。
ぜひこの機会をお見逃しなく!
(人文課 宮田)
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