2012年04月25日
観察会「春の磯をのぞいてみよう」が行われました。
当日はあいにくの曇り空。風が強く4月後半とは思えないような寒い日でした。(4月22日)
そんな季節はずれの寒さの中でも、多くの方々にご参加頂きました!!
さて、今回の観察会ではどんなものに出会えるでしょうか。
皆さん思い思いに、石をひっくり返したり、水の中を網ですくったりして磯の生き物を探します。
大人の方も子供たちに混ざって楽しそうです。
「どんなものが見つかりましたか?」と覗かせて頂いたバケツの中には
私たちの身近では見られない生き物が大量に!!
採集した生き物は先生に教えてもらいながら大まかなグループごとに分けて説明を聞きます。
(生き物は最後にもと居た場所に返します)
その中で、「え!?それとこれは同じグループなの?」と意外なものも・・・
さわり心地はぶよぶよ、いじめると紫色の液を出すアメフラシは、なんと貝の仲間。
実は体の中に退化した貝殻がちゃんと残っているのです。
写真のちょうどひらひらとした背中の部分、触ってみると硬い感触があり
「これか!」とはっきりわかります。
今回は、ウニ・ヒトデの仲間、貝の仲間、エビ・カニの仲間、魚の仲間など沢山の生き物をじっくり観察したり、直に触ることが出来ました。
短時間でこんな多くの種類の生き物に出会える機会は滅多にありません。
私自身とても勉強になりました。
(自然課:渡部)
投稿者 : 自然課 | カテゴリー : 自然部門活動記録